◇7日(日本時間8日) 大リーグ パイレーツ1―10ブルージェイズ(ピッツバーグ) ブルージェイズの菊池雄星投手(31)は敵地でパイレーツ戦に先発登板。今季最長の6回3分の1を4安打無失点に抑え、開幕から無傷の5連勝を達成した。93球で4安打、3奪三振、2与四球。チームも3連勝した。 快進撃に『菊池推し』の地元メディアも絶口調だ。地元ネットラジオ局のゲート14は、菊池の降板時に「敵地(ピッツバーグ)のファンが、スタンディングオベーションでたたえている。鳥肌ものだ」。さらに「7回途中を3安打無失点、3奪三振、2与四球。アンチ菊池雄星の連中は泥にまみれたな。連中は病気なのさ」と痛烈に皮肉った。 また、この日の試合後、菊池は「昨年は失望していた。その失望を、今季は感情をあおる材料にしている」とコメント。これを受け、同局は「Holy s××t(何てこった)! このコメントを記した新しいTシャツを作製しなきゃいけないな」と放送禁止用語入りで感激を表した。 地元放送局のSNカナダは「昨季、菊池が登板した試合でチームは9勝16敗、防御率5・32。それが、今季のチームは6勝1敗、防御率は3・35。この違いは天と地の差だ」と投球成績を紹介。 さらに「昨季も開幕当初は良く、そこから崩れた。だが、今季の違いは春季キャンプの最初からアプローチを固定して変えていないことだ。苦しんだ2022年は、対照的に修正点を探してはころころ変えることを繰り返していた」と分析した。(写真はAP)
中日スポーツ